横浜市民が「カジノ」反対の理由~「ギャンブル依存症」製造施設? プレイスタイル

の特徴国民カジノ – 924837

キーワード: 検索。

1 カジノのイメージは?

刑法で賭博は禁じられていますが、例外とされる6種類の公営賭博の売り上げが約6兆円あり、パチンコ(パチスロ)は、その3倍以上の約19兆円あるのです。  ギャンブル障害の特徴のひとつは周囲にいる人間に大きな健康被害を与えることです。パチンコ駐車場へとめた車内に乳幼児を放置した事件など、賭博が原因となる事件も後を絶ちませんし、ギャンブル障害を家庭で目の当たりにして育つ子どもは、成人後にも、対人関係障害や抑うつなどの問題を抱える傾向もあるといわれています。

この記事を読んだ人にはこんな記事も読まれています

岡部 智(株式会社電通 ビジネス・クリエーション・センター IR・観光プロジェクト 部長) 渡邉 雅之(弁護士法人三宅法律事務所 パートナー弁護士)。 日本経済新聞神奈川版5月10日付けの記事によれば、横浜国立大学の川添裕教授や学生らが横浜市内で構想が浮上している統合型リゾート(IR)のイメージを複数者に聞いたところ、「カジノは横浜のイメージに合うか?」という質問に対しては、「いいえ」の回答が67%、「横浜にカジノができたら行ってみたいか?」という質問に対しては、「いいえ」の回答が69%であったとのことです。 (なお、調査実施日は年7月26日。山下公園において、面接方式で実施。回答数は名)。 カジノIRジャパン(注): 横浜国立大学の調査には、1)「IR」のイメージを調査する目的ながら、「カジノ」について質問、2)実施が年7月と約一年前、など留意点がある。政府が年6月にIR検討を正式に開始してから、二年間が経過。政府、自治体、経済界が、IRの調査検討を積み上げてきた。今後、IR推進法の成立を契機に、それら知見を社会にPRし、理解を高めていくことになろう。 議員立法として国会に提出されている「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(以下「IR推進法案」といいます。)は、これらの問題に正面から取り組んで管理することにより、カジノを合法化しようとすることを目的とする法案です。 これにより、日本で問題となっている違法賭博等の問題を抑制に向けての第一歩が可能になると考えられます。

石田雅彦の最近の記事

美しい地中海沿岸にそびえ立つ高層ビル、轟音を立ててカーブを行くF1カー、高級ホテルでバカンスを楽しむセレブ達、着飾った人たちが楽しげにそして優雅に吸い込まれていく宮殿のようなカジノ。モナコの街はどこを切り取っても映画のワンシーンができてしまいそうですが、世界中のカジノプレイヤーが憧れるモナコに住みながら、カジノに行くことができない、遊ぶことができない人たちがモナコにはいるのです。プレイヤーたちからは「もったいないこと」という声が聞こえてきそうですが、モナコに住んでいてもカジノに行けないのはいったいどんな人たちなのでしょう。 モナコの人口は39,人 年 ですが、このうちモナコ国籍を持つ人は16%にすぎません。外国籍を持つ残りの84%の内訳はフランス国籍47%、イタリア国籍16%、その他の国籍21%となっています。39,人のうちの6,人ほどがモナコに住んでいるモナコ人ということになります。モナコのカジノでは王室ファミリーを含み、 モナコ国籍を持つ全ての者は、カジノを利用することができない ルールになっています。法律によってカジノへの入場が禁じられているのです。 モナコは年代から国の政策として「カジノ」を含んだ観光業に力を入れ、「一大リゾート地」を広くアピールして、誰もが羨むような裕福な国に成長しました。ここまでの道のり、国民の日常には常に「カジノ」=「ギャンブル」とともにあったのです。モナコ国民を「カジノ」に出入り禁止としているのはギャンブル依存症から国民を守るための国の措置です。長年「カジノ」と共に歩みカジノの問題に直面し、カジノを熟知しているモナコだからこその外貨を獲得しながら国民を守る賢い手段だと言えるでしょう。 このような国民を守る措置は、カジノを持つ様々な国で同じように考えられています。例えばアメリカでは「ギャンブルの自主禁止」という制度が一部の州で法制化されています。ギャンブル依存症であると感じた人が「自主申告」により「禁止者リスト」に氏名を登録すると、登録後のカジノへの出入りや賞金の受け取りが強制的にストップさせられる制度です。また、シンガポールでは自国民のカジノへの入場料を1回8,円と高額に設定しています。入場料を高額にすることで複数回の入場がセーブされる工夫で、国民をギャンブル依存症から守っているのです。 モナコのカジノでゲームをしている人のほとんどは モナコ以外からの旅行者 、又はモナコに住むモナコ国籍以外の人たちということになります。大富豪が海外から年に数回やってきてカジノで遊ぶ、日本のOLグループが夏休みをおしゃれにモナコで過ごし、カジノを覗きに行くことには、全く問題がありません。ギャンブル依存症に陥りやすいのが「地元の人」ということに問題があるのです。日常的に「カジノ」が身近にある人にとっては、「気楽にカジノに行けない工夫」を作りだすことが必要です。モナコのカジノが設定する「ドレスコード(服装規定)」は、「カジノ」の高級感や雰囲気を守ることで、地域環境への影響や風紀対策をしているだけではなく、家にいたままちょっと「カジノ」へ行ってくるという気楽さを遠ざけることで、 依存症の危険から市民を守る工夫 の1つでもあるのです。 韓国を例に挙げましょう。韓国には現在17か所にカジノがありますが、韓国人が入場できるカジノはソウルから㎞離れた江原ランドにあるカジノ1か所に制限されています。江原ランド以外16か所のカジノの合計入場者数が万人(年)に対し、江原ランドのカジノの入場者数は万人、そのうち96%が韓国人というデータがあります。韓国政府はカジノに対して入場制限を月15回としており、2か月続けて違反をすると「賭博中毒センター」から指導を受けることになっています。このセンターでは年間1万人近くが指導を受けているのです。 カジノには3つのタイプがあるとされています。 【外貨獲得型】 モナコやマカオのようにそれ自体を国の基幹産業として位置づけ、外客からの外貨獲得を主目的とするタイプ 【地域振興型】 ラスベガスやオーストラリアのように観光産業の目玉として位置づけ、雇用、税収等による地域活性化を目指すタイプ 【国内エンターティメント型】 イギリスやドイツのように、国民の余暇需要を充足することを一義的目的とするタイプ です。 外貨獲得型では自国民のカジノへの入場を制限するケースが多いとされていますが、このタイプのひな形ともいえるモナコのカジノでもやはり同じ対応が取られていることがよく分かります。豪華で優雅なカジノの見えないところで、そのカジノを支える自国民を守る措置が取られていました。日本でもこの夏、IR実施法案の成立が見込まれています。日本にはどのようなタイプのカジノができるのでしょうか。モナコでカジノができないモナコの皆さんは、日本のカジノで楽しんでいただけるのでしょうか。

ディスカッション